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◇4話◇
──町 とある蔵
サイゾウ
「よーし! 準備出来たぜ! 完璧じゃねぇか!」
サイゾウ
「(こいつでドカンッとすりゃ、全員腰抜かすぜ。
……まあ、ちょっと燃やしすぎちまうかもだが、爆炎使いの俺には丁度いいだろ!)」
サイゾウ
「はやく全部ブッ飛ばしてぇなぁ!」
──町 とある甘味処の裏手
ゴエモン
「(おーっと、見つけた。
ネズミの情報もなかなか役に立つじゃねぇか)」
ゴエモン
「(こいつらが全部手に入るつーと、たまんねぇなぁ!
特にこれは相当な値打ちもんだ)」
ゴエモン
「何があってもオレ様がぜってー持ち帰ってやるよ!」
──町 大通り
キンシロウ
「この町にいるって情報が入ったは良いが、あいつらどこに……」
エンエンラ
「キンシロウ! 上から見てたけどそれらしき人物はいないよ」
キンシロウ
「こういう時だけはコソコソしやがって」
エンエンラ
「忍だから、それが正しいんだけどね……」
────爆発音
エンエンラ
「何事!? これ、ボヤじゃなくて火薬の匂いだ!」
キンシロウ
「くそっ! あいつらマジでやりやがったのか!?」
エンエンラ
「キンシロウ! 上を見て!」
キンシロウ
「上って……」
エンエンラ・キンシロウ
「花火!?」
──何発も花火が打ち上げられている
キンシロウ
「そうか、これが陽動だ! きっとサイゾウの仕業に違えねえ!」
悪霊壱
「ナンダナンダ」
悪霊弐
「トリヒキ ハ ドウナッタ」
悪霊三
「アレハ英傑ダ!!」
エンエンラ
「あれは悪霊!?」
キンシロウ
「くそっ! 厄介事が次から次へと。
まずは町民の安全が第一だ。
俺はこっちをやる! エンエンラはそっちを頼む!!」
エンエンラ
「任せて! 皆あっちへ逃げて! 落ち着いて! 大丈夫だよ!
……さて、君たちはこれ以上先へは行かせないよ」
キンシロウ
「チッ! 数がいねえようなのは幸いだったが。
それにしてもこの花火の数はなんなんだよ! 多すぎるだろ!!」
キンシロウ
「(中止になった花火がここにあったんだな。
くっそ。悪霊さえいなきゃ、とんでもなくキレーな花火が見られたってのによ!)」
エンエンラ
「こっちは終わったよ。そっちは?」
キンシロウ
「これで最後! だ!!」
──悪霊討伐完了
エンエンラ
「花火……綺麗だね。これだけ大きいならきっと主にも見えてるね」
キンシロウ
「お上か……。じゃあ、まさか!!」
ゴエモン
「お! やっぱりいるじゃねぇかキンシロウ。待ってたぜ。
エンエンラも丁度いい。
盗まれちまったお頭のモン運ぶの手伝っちゃくんねぇか?」
エンエンラ
「主……?」
キンシロウ
「お上の物だと!?」
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